ノコギリ

Chapel-2 中世大聖堂の絵看板の様なステンドグラス
その他のギルド(商業組合)から贈呈されたステンドグラス。

     石工のギルド
親方(アーティスト)と石工職人
右側がハンマーとノミで荒仕上げ
左側が仕上げをしています。

両替商(銀行業)のギルド
当時は金、銀等の品位と重量を鑑定
して両替されていました。(秤量貨幣)
貨幣に十字架模様があります。

この2枚は靴屋のギルドです。
左側はステンドグラスを手に持ち
後ろの人たちが拍手喝さいしている絵柄です。
贈呈した事をアピールしています。

大工のギルド
色々な道具も描かれていて
当時の情報媒体としても貴重です。
中央に掛けられている黄色の道具は
ノコギリのようです。
ネットのフランス版で探したら
同じようなノコギリがありました。
ひもをよじると刃を強く張れる仕掛けです。

日本にも室町時代に似たようなノコギリが
大陸から入って来ました。

(TOP)
ステンドあれこれ
@フェルメール1
Aフェルメール2
Bフェルメール
  再現ステンド

CChapel-1
DChapel-2

参考文献:The Corpus of Medieval Narrative Art

他にもギルドを表したステンドグラスがたくさんあります。
大聖堂にいらしたら見つけることが出来るかもしれません。